想像する名前と全く形状が違う棒状のどら焼きです。 「弘法さん」とは、京都東寺で空海(弘法大師)の月命日とされる21日に催される「東寺弘法市」の事。 1200~1300もの露店が出る縁日で、毎月約20万人の人出があるそうです。 日本文化の父ともいわれる弘法大師が庶民のための教育の場として1200年前に創られた、日本最初の私立学校「綜藝種智院」をもとに建学された学校に甥っ子が通っていたので、弘法さんの日はとにかく人が多くて大変……。 という話を聞いていて知っていました。 このどら焼きは、その「弘法さん」の前後3日間限定のお菓子なのです。 「江戸時代末期、5代目当主笹屋伊兵衛が京都の東寺のお坊さんより、副食となる菓子を作って欲しいとの依頼を受けました。 そこでお寺でもお作り出来るようにと鉄板の変わりに銅鑼を使うことを考えついたのが笹屋伊織の『どら焼』の始まりです。 」とHPにもあります。 神戸女学院大学を卒業後、全日空の客室乗務員として勤務。 結婚と同時にロンドンに6年間滞在し、英国及びパリスタイルのフラワーデザインを学ぶ。 1990年より、フラワースクール『Salon de Sylvie』をロンドン・香港・東京で主宰し、フラワーデザイナーとして活動。 2005年、デジタル一眼レフの写真教室 『LIVING PHOTO』をスタート。 50mm・F1. 4のレンズを使い、ふんわりぼかす『リビングフォト』というスタイルを10年近くかけて独学で考案し、商標登録を取得。 東京・久我山のサロンで、リビングフォトレッスンを定期的に開催。 日々の暮らしのシーンを美しく、自分らしく写真で表現したいと思う女性たちに、わかりやすく楽しいレッスンとして、絶大な支持を得、教室は常に満席。 予約がとりにくいサロンレッスンとして知られる。 受講者は1500人を超える人気講師。 夫と2男の4人家族。
次のどら焼きといえば、思い浮かべるのは円盤型のものですよね。 先日「きょうのちしん」で「京都深村」の「アマビエ どら焼き」をご紹介しました。 本日ご紹介する、江戸時代創業の菓子匠「笹屋伊織」の代表銘菓の「どら焼」は、珍しい円柱型。 江戸時代末期に弘法大師ゆかりの東寺の僧侶の副食として考案された、一子相伝の味です。 その際に鉄板ではなく、お寺の銅鑼(どら)の上で焼いたことから「どら焼」と命名。 羊羹(ようかん)の次に歴史のある棹(さお)菓子といわれているとか。 また、殺生が禁じられていた仏教の教えに則り、卵を使用していないのも特徴です。 現在は弘法大師の月命日にちなみ、毎月 20・ 21・ 22日の3日間のみ販売されます。 笹屋伊織のオンラインショップでも購入できるので、詳細はそちらで確認してください。 新型コロナウイルスの影響で、5月 21日の「弘法さん(弘法市)」も中止になってしまいました。 「どら焼き」をお取り寄せして、弘法さんに思いを馳せてみてはいかがでしょうか? 笹屋伊織 オンラインショップ.
次の2015年02月19日 15時22分 毎月3日間だけ限定で販売される笹屋伊織の「どら焼き」を食べてみました 京都にある和菓子専門店「 笹屋伊織」は1716年に開業したお店で、まもなく創業300年になる歴史を持つ老舗です。 特に笹屋伊織で有名な商品が、江戸時代の末期から販売されている円柱の形状で竹の皮に包まれた「 どら焼」。 の命日の21日の前後にしか発売されない特別な一品になっているとのことで、買って食べてみました。 どら焼 京都の和菓子専門店「笹屋伊織」 笹屋伊織のどら焼きは、紙に包まれた状態で販売されています。 原材料は小麦粉・砂糖・小豆・還元でん粉糖化物・水あめ・蜂蜜・植物油脂。 外側の紙を剥がすと、模様が入った箱が出現。 さらに箱から出すと、 が描かれた紙と竹の葉に包まれたどら焼きが登場。 さらにビニールにも包まれていました。 さっそく開けてみます。 竹の葉をはがすと、円柱状のどら焼きが出てきました。 外側は「どら焼き」というよりはクレープっぽい雰囲気。 表面には小さな穴があり、焼き目が付いています。 端まであんこがたっぷり。 竹の葉が付いた状態でカットするのが正しい食べ方とのことで、竹の葉を付けた状態で切ってみます。 やや切りにくかったものの、カット完了。 食べてみると、どら焼きの皮がミルクレープのように何層にも重なっており、モチモチとした食感で、甘さ控えめの上品なあんことマッチ。 かなりクレープに食感が近いので、和菓子ながら洋菓子っぽいようにも感じられますが、竹がほんのりと香り和のテイストを醸しだしています。 温めてもおいしく食べられるとのことで、レンジで温めてみます。 温めて食べてみたところ、竹の香りが強くなり、より和のテイストが強くなります。 オーブンで温める方法もすすめられていたので、オーブンでも温めてみましたが、焼くとより竹の香りが強く感じられたので、竹の葉の良さを活かしたいなら焼くのがオススメです。 なお、笹屋伊織のどら焼きの価格は税込で1512円で、毎月20~22日に全国の笹屋伊織37店舗で購入が可能。 通販でも購入することができますが、毎月の予約締切日が15日なので、注意が必要です。
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