トマト 育て 方。 トマトの育て方(大玉トマト)・植え付け、用土や株間、追肥や脇芽かき、収穫などの栽培管理

トマトの育て方(大玉トマト)・植え付け、用土や株間、追肥や脇芽かき、収穫などの栽培管理

トマト 育て 方

〇特徴 トマトは年1回栽培することができる野菜で、トマトの旬は、夏から秋の6~9月です。 トマトは、南米ペルーのアンデス高原地帯が原産で、ナス科目に分類されます。 トマトが日本に渡来したのは江戸時代で、当時は観賞用でしたが、明治初期に食用として用いられ、昭和初期から広く栽培されるようになりました。 トマトは、果実の大きさによって、大玉トマト・中玉トマト・ミニトマトに分類されています。 大玉トマトは果実の重さが200g以上で、ミニトマトは果実の重さが20~30g程度のものをいいます。 〇品種 トマトの品種としては、『ホーム桃太郎』『桃太郎ゴールド』『桃太郎ファイト』『麗夏』『おどりこ』『世界一』『ファースト』『フルティカ』『レッドオーレ』『シンディースイート』など様々な品種があります。 〇栄養素 トマトの栄養素としては、カロテン、ビタミンC、ビタミンE、カリウムなどの栄養が豊富に含まれています。 〇トマト栽培のポイント トマトは、栽培難易度がとても高い野菜です。 湿気に弱いことや、病気にかかりやすいこと、水分量が多くなると実が割れてしまうこともあります。 〇栽培時期 トマトの栽培時期は、地域や品種により違いがありますが、種から栽培する場合は、2月中旬~3月上旬に育苗ポットに種まきをし、4月中旬~5月中旬に畑に植え付けを行います。 低温時に苗を植え付けてしまうと、生育が遅れ、寒さで弱る可能性があるため注意が必要です。 高温や多湿に弱いので注意しましょう。 〇連作障害 トマトは連作障害を起こすので、一度栽培した土壌では4~5年程度の期間を空ける必要があります。 連作障害が発生すると、土壌中の病原菌や害虫、養分不足などで生育が悪くなります。 プランター栽培の場合は、常に新しい土を使うことをおすすめします。 〇好適土壌pH トマトの好適土壌pHは、6. 0~6. 5です。 〇トマトの収穫時期 トマトの収穫時期は、開花してから約55~60日前後で、トマトのガクが反り返ったら収穫可能です。 1株から20個程度の収穫ができます。 品種によって甘味の強いものや酸味の強いものなど様々ですので、自分好みの品種を育てると楽しいものです。 2.トマトの栽培基本(畑・プランター) トマトの栽培基本は、大玉トマト、中玉トマト、ミニトマトとも同じです。 〇トマトの種まき トマトを広い畑で栽培する場合や、市販されていない品種を育てたい時は、種から栽培します。 種まきは、2月中旬~3月上旬に作業を行います。 3号ポット(9㎝径)に種まき用の土をポットの縁から1~2㎝下くらいまで入れ、平らにならします。 ポットに3箇所の窪みを作り、1粒ずつ種をまいて5㎜ほど覆土し、手で軽く押さえます。 種をまいた後は、たっぷりと水やりをします。 目安はポットの下から水が流れ落ちる程度です。 その後、ビニール温室やサンルームなどの温かい場所で育てます。 本葉が2~4枚の頃に間引きを行い、一番元気に育っている苗1本を残して、1ポット1株にします。 〇トマトの土づくり トマトを上手に栽培するためには、土作りが重要です。 日当たりと排水性の良い場所を選んで、苗を植え付ける2週間以上前までに、土作りを行います。 植え付け場所に、1㎡当たり苦土石灰150gを撒いて深く耕します。 植え付け1週間以上前に、1㎡当たり堆肥3kg、化成肥料100gをまいて良く耕します。 土をよく混ぜたら畝を作ります。 畝は2列で作る場合は幅120~180㎝、1列で作る場合は60~80㎝程度にし、高さは10㎝程度にします。 畝を作った後にマルチシートを敷いておくと地温が上がり、肥料や堆肥の馴染みが良くなります。 その後は植え付けまで放置しておきます。 〇マルチシート トマト栽培では、畝にマルチシートを敷きます。 マルチシートは、地温を上げるとともに、梅雨時の過剰な湿気を防ぎ、泥はねによる病気の予防にもなります。 また、土の乾燥を防ぎ、雑草防除にも効果があります。 〇トマトの植え付け 家庭菜園で少しだけ栽培する場合は、市販の苗を利用すると育苗の手間が省けます。 接ぎ木苗を使用すると病害虫に強くなりますので、病気に対するリスクも減ります。 市販の苗は、節間が短く、葉の色が濃く、艶が良いものを選びます。 また、葉は6~7枚で、一番花または蕾が付いているものにします。 苗がまだ小さい時は、一番花が咲き始めるまでポットで育てます。 市販苗は3号ポット(直径9㎝)ですが、これを4号ポット(直径12㎝)に植え替えて育てます。 植え付けは、晩霜の心配がなくなる頃に行います。 また、活着を良くするため、晴れた日の午前中に植え付けをします。 植え付ける苗は、本葉が7~8枚程度ついたしっかりしたものを選びます。 苗を植える場所にスコップで穴をあけ、根鉢が入るほどの大きさにします。 植え付け前のポットをバケツの水につけて土を湿らせてから植えると根張りがよくなります。 植えた後は株元に土を寄せて軽く手で押さえます。 植える際は、根鉢の表面が見える程度の浅植えにします。 なお、花は全て同じ方向に付くため、花の向きを確認して花房を通路側に向けて植えると管理作業や収穫が楽になります。 トマトは根が深く広く伸び、成長するに従って葉も大きく伸びてくるため、株間は50㎝ほど空けて植え付けていきます。 すべての苗を植え付けたら、最後にたっぷり水やりをします。 低温時に植え付けてしまうと、生育が遅れ、寒さで弱ることがあるため注意が必要です。 苗を植えた後の約2週間は、乾燥させないように水やりをします。 根付いた後は、土がひどく乾燥しない限り、水やりの必要はありません。 〇支柱立て トマトの植え付け後は、苗を安定させるために約30㎝の仮支柱を立てます。 根を傷めないように離して斜めに浅く差し込みます。 本葉が10枚ぐらいになったら、仮支柱を取り外し、本支柱に交換します。 トマトは大きく成長しますので、本支柱に交換して、風や雨による揺らぎや、加重で茎が折れてしまうのを防ぎます。 大玉トマトの場合、長さ1. 8~2mの支柱を用意します。 株元から10㎝以上離した場所に立てます。 中玉トマトの場合は、長さ1. 5mぐらいが適切です。 支柱は、果実の重みに耐えられるよう強度が高いものを選ぶようにします。 主茎が伸びてきたら、ヒモを使って支柱へ誘引し、支柱と茎を8の字形に緩く結びます。 〇雨よけ トマトを育てる時は、出来るだけ雨に当たらないようにします。 雨に当たると、病気になりやすく、実が割れてしまう原因となります。 梅雨の時期に入る前に雨よけを設置し、土壌病原菌に侵されないようにします。 畝にマルチシートを張る方法もありますし、畑の上にビニールと長めの支柱を使った手作りの雨よけでも大丈夫です。 高温や多湿に弱いので、注意しましょう。 〇プランターのトマト栽培方法 大玉トマトは、ミニトマトよりやや育て方が難しいですが、プランターでも育てられます。 プランターでの栽培は、3株を目安にします。 プランターサイズは、標準タイプ(60㎝程度)、深さ30㎝以上のものが望ましいです。 連作障害を避けるため、市販の培養土を利用することをおすすめします。 鉢底石を敷き詰めて、土は8分目くらい入れてウオータースペースを作ります。 市販の苗を購入すると手間も少なく、接ぎ木苗を使用すると病害虫に強くなりますので、病気に対するリスクも減ります。 接ぎ木苗はホームセンターで4月初旬頃から手に入ります。 トマトをプランターに植え付ける場合は、節間が詰まっていて、花芽の付いている丈夫な苗を選びます。 苗を植えた後は、株元に土を寄せて軽く手で押さえます。 植える際は、根鉢の表面が見える程度の浅植えにします。 株間は15~20㎝にします。 花房を同じ方向にそろえて植えるとすべての実に日が良く当たり、管理作業も楽になります。 トマトを種まきから始める場合は、日中と夜間の温度管理が必要になります。 育苗ポットに種をまく場合は、3号ポット(9㎝径)に培養土を入れ、深さ5㎜の窪みを3箇所作り、種を1粒ずつまいて土を薄く被せて手で軽く押さえます。 プランターに種をまく場合は、点まきにします。 深さ5㎜程度の穴に1箇所に3粒ずつまいて土を薄く被せて手で軽く押さえます。 株間は15~20㎝にします。 種をまいた後は、たっぷりと水やりをします。 約3~5日程度で発芽しますので、本葉3~4枚の頃に間引き、1箇所1株にします。 本葉が6~7枚になったらプランターに植え付けをします。 3.トマトの栽培手入れ 〇トマトの追肥 トマトの実がつき始めたら追肥を行います。 第1段目の果実がピンポン玉ぐらいの大きさになったら、1回目の追肥をします。 マルチをめくって、株元から30㎝ほど離れた通路側に化成肥料を1㎡当たり50g程度まいて、軽く土と混ぜ合わせて株元に土を寄せます。 その後は、株の生育状況を見ながら約2週間おきに追肥を行います。 肥料が多いと、葉や茎だけが成長し、つるぼけを起こしやすくなります。 窒素の量にも注意が必要です。 窒素が多すぎると、葉が伸び、実がつかなくなってしまいます。 逆に窒素が少なくリン酸が多くなると、花や花房のつきは良くなりますが、生育が衰えやすくなります。 プランターの場合は、株の周りに化成肥料を約15~20gまいて、土と軽く混ぜ合わせて株元に寄せます。 〇トマトの人工授粉 トマトの花は、雄しべ・雌しべの両方を持った両性花であり、通常は風や虫たちによって自然受粉されます。 一番先に咲いた花を確実に着果させると、実がつきやすくなります。 人工授粉は、手で花を揺する方法、綿棒で花粉をつける方法、指ではじく方法などがあります。 人工授粉は花が咲いた日の午前中に行います。 〇トマトのわき芽かき トマト苗が成長してくると、葉の付け根からわき芽が出てきますので、早めに摘み取ってしまいます。 手で摘まんで、横に傾けると簡単に折ることができます。 わき芽を取ることで、トマトの果実が大きくなります。 日当たりや風通しもよくなり、病害虫も発生しにくくなります。 わき芽は成長が早いので、わき芽かきは週1回のペースで行います。 ハサミを使用すると病気に感染しやすくなるため、手で摘んで行います。 また、切り口の傷から病気が入りやすいので、わき芽かきは晴れた日の午前中に行います。 〇トマトの摘芯 トマトが支柱の高さまで成長したらそれ以上伸びないように5段目の花房の上にある芯を止めます。 最終花房の上の葉2枚を残して、その上の茎を手で折って摘み取ります。 また、株の下の方に付いている葉はすでに役目を終えていますので、かき取ります。 風通しと日当たりもよくなり、病気の予防にもなります。 大玉トマトの場合、1房につく実は4~5個ぐらいに間引くとよいでしょう。 形のよい綺麗な実を残し、先端の小さい実や出来の悪い実は摘み取っておきます。 4.トマトの収穫・生理障害 〇トマトの収穫適期 トマトは、花が咲いた後、55日~60日後に真っ赤な実を付けます。 トマトのガクの部分が反り返ってきますので、ガクが反り返ったら収穫の時期です。 トマトは、ガクと枝についた部分を指で折ると簡単に実が外せます。 ヘタ部分まで赤くなったものは美味しく熟しています。 甘味も強くなっていますので、収穫していきましょう。 トマトを収穫するのに良い時間帯は朝です。 昼間は光合成を行い、夜間に養分を実に蓄えていくので、朝に収穫したトマトが一番美味しいのです。 〇トマトの生理障害 甘くて美味しいトマトを作るためには、水分を制御することが必要ですので、高畝にして水はけを良くします。 また、トマトは強い光を好むので、光が十分に当らないと、茎の徒長や奇形、果実が空洞になるなどの生育障害が起こり、十分な実を収穫できなくなります。 ・尻腐れ病 トマトの実のお尻部分が黒褐色になる病気で、原因は土壌のカルシウム不足、乾燥、窒素の過多などです。 対処法は、病気の実を摘み取り、尻腐れ予防スプレーを葉面に散布します。 ・空洞果 トマトのゼリー部分の発育が悪くなり、空洞ができる症状で、高温または低温による受粉不良が主な原因です。 ホルモン剤の過剰散布や、散布時期が早いときにも起こります。 対処法は、強い日差し・日照不足、養分過多などに注意して管理することと、ホルモン処理は開花時のみに行い、気温の高い日中には行わないことです。 ・筋腐れ果 トマトの実に縦に筋が入ったように着色不良を起こす症状で、原因は日照不足や肥料不足、ウイルス感染などです。 対処法は、日光が当たりやすくする、適正量の肥料を与える、ウイルス病に強いトマトの品種を選ぶなどです。 ・割果・裂果 トマトの実に亀裂が入った状態で、土壌の水分量の急激な変化によって引き起こされます。 特に、夏の乾燥期に雨があると水分の吸収量が高まり、外皮が耐えきれずにトマトに亀裂が入ってしまいます。 対処法は、雨よけ屋根や遮光シートを施し、強い日差しが当たらないように葉を残すことも有効です。 土壌伝染性の病害で、主に根の傷口から侵入します。 トマトの茎を切ると白い液体が滲んできますが、細菌が含まれていますので注意しましょう。 発病した時は、トマトの株ごと抜き取り、焼却処分します。 〇萎凋病(いちょうびょう) 糸状菌というカビが原因で起こる土壌病害です。 根から病原菌が侵入し、下の葉が黄色くなりやがて枯れてしまいます。 治療法はないので、病気に侵されたトマトの株を引き抜いて焼却し、感染を防ぎます。 〇半身萎凋病 萎凋病に似ていますが、はじめは株の半分に症状がでます。 土中の菌が根から侵入して、下葉から徐々に変色して枯れます。 発生したら、病気に侵されたトマトの株を引き抜いて焼却し、感染を防ぎます。 〇黄化葉巻病(おうかはまきびょう) トマトの葉が巻き出して萎縮し、葉の色が黄色くなっていきます。 原因はコナジラミがウイルスを媒介し感染させます。 黄化葉巻病はウイルス病ですので、薬剤で治療することはできません。 発病した場合は、病害が広がるため速やかに抜き取ってしまいます。 〇うどんこ病 トマトの葉に白い粉がついたようになります。 白い粉の正体はカビで、葉や茎が奇形になり、黄色くなって枯れていきます。 糸状のカビの胞子が風に運ばれて伝染し、空気が乾燥しているときに発生しやすくなります。 発病時は、トマトの葉を切り取り、専用の殺菌剤で対処します。 乾燥が続くとうどんこ病になりやすいため、水やりや日当たりをよくすることで防ぐことが出来ます。 〇疫病(えきびょう) 土中に生息するカビが原因で、菌が泥はねなどで感染し、トマトの葉、茎、果実に発生して株を枯らします。 ジャガイモと共通して感染するため、ジャガイモの近くでは発病が多くなります。 発病した部分はすべて摘み取って処分します。 〇黄化壊疽病 ウイルス性の病気で、アザミウマという害虫によって媒介されます。 感染すると、成長しているトマトの葉が黄色くなり、表面には褐色または黒色の小さい斑点ができて枯れていきます。 見つけ次第株ごと抜き去り、アザミウマの駆除を施します。 〇トマト斑点細菌病 トマトの葉に暗褐色の斑点ができ、実がなっても小さく、病斑も残ってしまいます。 トマトの葉を除去することで改善が可能ですが、進行すると株ごと撤去する必要があります。 高温多湿の時期に出来やすいので、風通しをよくします。 〇灰色かび病 カビによる病気で、果実のヘタの部分に水が浸みたような病斑ができ、灰色のカビがはえます。 肥料過多や密植などで発生しやすいので、トマトの株間をあけ、果実についたままの花柄を取り除きます。 発病したら、切り取って処分します。 〇モザイク病 ウイルスによる病気で、トマトの葉に濃淡のまだら模様の斑点が発生します。 アブラムシが病株の汁を吸うことで感染します。 感染を防ぐために病株は抜き取って焼却処分し、アブラムシの駆除を施します。 見つけたらすぐに潰してしまい、ヤシ油由来成分でできた殺虫殺菌剤などで対処します。 〇オオタバコガ オオタバコガの幼虫がトマトの茎や果実に入り込み、中の実を食べてしまいます。 見つけたら捕殺し、専用の殺虫剤を使って駆除します。 肥料を多くやり過ぎると、オオタバコガの被害が大きいので、肥料を控えめにします。 トマトの株を防虫ネットで覆い、成虫の産卵を防止します。 〇タバココナジラミ 幼虫は1㎜ほどの白い虫で、トマトの葉の裏側に生息し、葉を吸汁します。 雨が少ない乾燥した年に発生しやすく、ウイルス病を媒介し、黄化葉巻病などを伝染させます。 発生したら乳剤をトマトの葉の表と裏に散布します。 〇ハモグリバエ 白色の幼虫が葉肉の中に侵入し、トマトを食害します。 食害された部分は、白い絵を描いたような模様になり、光合成ができなくなります。 肥料過多に注意し、被害に遭った部分は除去して、拡大を防ぎます。 トマトの育て方を読んだあなたにおすすめの記事:.

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ミニトマトの育て方|水やりの頻度は?支柱立てやお手入れの仕方は?|🍀GreenSnap(グリーンスナップ)

トマト 育て 方

苗の育成手順• ポットに種を巻く場合は、9cmのポットに直径3cm、深さ1cmの穴を作り、種を3〜4つ入れます。 5mmほど土を盛り、水やりをしてきましょう。 発芽して、第一本葉が出始めたら、9cmポットに移し替えます。 1つのポットにつき1つ• 本葉が5〜6枚になったら、12〜15cmポットに鉢上げし、定植適期まで育苗します。 トマトの定植適期 トマトの 定植適期は、最初の花が咲き始めた頃です。 その頃には 草丈は30〜35cmほどになっていて、 本葉が7〜8枚ほどで、 茎の太さは8mmくらいになっているはずです。 詳しくは、上記の「 栽培時期表」をご確認ください。 トマト栽培の土作り トマトの苗が定植適期になったらいよいよ畑に定植しますが、その前にトマトの土つくりについてお話ししていきます。 トマトを育てる際は、 排水性の高い土を作るのがポイントです。 定植予定の2〜4週間ほど前に、苦土石灰をまいて深く耕し、 1週間前には堆肥と元肥をまいてよく耕します。 元肥の量の目安は下記のとおりです。 定植は 晴天の午前中に行います。 あらかじめ 鉢と植え穴にたっぷり水をあげておきましょう。 定植当日にマルチに育苗ポットより大きめの植え穴を開けて、苗を移し替えていきましょう。 株間は40cm以上離して、鉢土の5分の1くらいが地面から出るくらいに、浅く植えるのがコツです。 花房の向きが通路側になるように植えていきましょう。 トマトの特性 トマトの花を通路側にする理由ですが、実はこの方法で収穫が楽になります。 トマトの花 実 と葉の位置関係は、 花-葉-葉-葉-花と90度ずつずれていくため、花は360度ごと、つまり 全て同じ向きを向くのです。 このトマトの花 実 の位地の特性を利用して、通路側に向けて植えることで収穫がかなり楽になるのです! 雨よけ栽培のメリット 【家庭菜園用 雨よけセット】 トマトの原産地は、雨が少なく気温が高い南米の高地地方です。 雨よけ栽培をすることで、原産地に近い環境を作ることができます。 雨よけ栽培のメリットは「 病気の予防」「 劣化の予防」「 糖度の増加」です。 雨に当たることによる裂果を防ぎ、と、水分量を減らすことによる糖度の増加を見込めます。 トマトの水やりについて トマトは、地植えにしている場合、基本的には 水やりの必要はありません。 トマトは雨の少ない地方で生まれた野菜で 乾燥には強いので、葉が少し萎えたと思ったら、少し水を与えるくらいで十分です。 また、土の表面が乾いているように見えても、マルチ張りをしているため、 土の中は湿った状態であることが多いです。 スポンサーリンク トマトの栽培管理 誘引 ゆういん 茎の間隔20〜30cmごとに、支柱にひもで結びつけます。 これを誘引といいます 育っていくと茎が太くなっていくので、 紐は「8の字」にして、 茎と支柱が8の穴をそれぞれ通るようにして、ゆとりをもたせて結ぶと良いです。 芽かき わき芽とは、頂芽ではない生長点 葉茎の根元から出る芽 のことで、これを剪定してしまうことを芽かきと言います。 芽かきをする理由は、わき芽をそのまま放っておくと、 わき芽を伸ばすことに養分を使ってしまい、その分実が育ちにくくなってしまうからです。 ですので、わき芽は定期的にチェックし、 5cm以内の小さいうちに掻き取るようにします。 追肥のタイミングがわからない方は、 試し水としてやや多めに水やりをしてみましょう。 2日後に草勢が強くなってこなければ、土の養分が足りていない証なので、急いで追肥してください。 摘芯 てきしん 摘芯とは、植物の枝やつるの先端を剪定することです。 摘芯は 主幹の先端を剪定するので、摘芯をするとそれ以上伸びなくなります。 摘芯をする理由も芽かきと似たような意味で、枝を伸ばすのに余計な養分を使わずに、 実を大きく美味しくするためです。 ですので摘芯をする時期は、収穫収穫段の花房 3~5段目 の蕾が見えたときです。 そのタイミングで、蕾の上の本葉を2~3枚残して主枝を摘み取ります。 着果管理 受粉の方法として、振動授粉と着果ホルモン剤処理があります。 振動受粉は花が咲いたら支柱で棒を叩くか、花を軽く弾き、自然に近い形で受粉させます。 ホルモン剤処理は、トマトトーンを100倍に薄めて、霧吹きでさっと1〜2回かけます。 先端の若い芽にかからないように、花房を手で覆いながら吹きましょう。 第1花房の第1花は確実に着果させることが重要ですので、 振動授粉と着果ホルモン剤処理を両方行います。 第3花房まではホルモン剤処理をしますが、日を空けて重複処理すると空洞果の発生を助長するので、 第4花房以降はホルモン剤は使わないようにしましょう。 摘果 一つの花房に多く着果した場合、 3〜4果になるよう摘果します。 これも、1つ1つの果実に栄養が行き渡るようにするためです。 果実が500円玉〜ゴルフボールくらいの大きさになった時に、1果房に5つ以上ついている場合は、3〜4つを残して他は摘果しましょう。 スポンサーリンク トマトの収穫時期と収穫方法 収穫時期の判断 トマトの収穫時期の見分け方は、「 色」と「 柔らかさ」で判断できます。 赤くなる品種であれば、トマトのヘタの際までしっかりと赤くなっていたら、完熟した状態の言えます。 トマトの実を触ってみて、柔らかさとハリで完熟かどうかを判断することができます。 最初はどの段階が完熟なのかわからないと思いますが、経験を重ねていくうちにわかるようになってきますので、初めは色を見ながら収穫していき、完熟の手触りを実感していきましょう。 収穫の方法 収穫の際には、 手で実を支えながら、園芸用ハサミで軸を切りましょう。 ハサミで切る際には、できるだけ 実に近い部分を切るようにしましょう。 トマトがかかりやすい病気 トマトは病気の種類が多く、その症状は葉や茎、花、実など様々な箇所に現れます。 ここでは、トマトがかかりやすい代表的な病気と対処法をご紹介していきます。 青枯病 あおがれびょう 青枯病は、株が急にしおれ、青みを残したまま枯れてしまうの病気です。 細菌による土壌病害が原因です。 青枯病の予防と対策 予防方法:高畝にするなど、水はけを良くしておきましょう 対策方法:青枯病が発病してしまった場合は、株ごと抜き取って焼却処分します 病気が出た畑には病原菌が大量に存在しているため、土壌消毒を行って、病原菌の密度を低くすることが大切です。 疫病 えきびょう 疫病は「カビ」による病気で、梅雨時期などに 低温・多湿な状況が続く時や 土壌中の肥料の窒素分が多すぎると発生しやすくなります。 また水はけが悪いのも発病の原因となります。 トマトが疫病にかかってしまうと、下の方の葉が水シミのように変色し始めます。 徐々に茎や実に暗褐色の斑が出てきます。 更に進むと病斑に白く薄くカビが生えます。 疫病の予防と対策 予防方法:過剰に肥料を与えると、茎葉が繁殖し過ぎるので注意しましょう。 窒素肥料は少なめにします。 対策方法:茎に疫病が発病してしまった場合は、株ごと抜き取って焼却処分するか、薬剤治療するしかありません。 疫病の薬剤治療 【ダコニール1000 フロアブル 500ml】 トマトの疫病対策には、「 レーバス」や「 ダコニール」といった薬剤がよく使われます。 特にダコニールは 使用回数が少なく、 薬剤の残留性も低いのでおすすめです。 おわりに 今回は、トマトの育て方について、種まきから収穫までご説明してきましたが、いかがでしたか? 芽かきや摘芯など、最初は判断が難しいと思うかもしれませんが、トマトは水やりの手間もなく、慣れていけば誰でも育てることができます。 ぜひ、トマトの家庭菜園に挑戦して、おいしいトマトを作ってくださいね。

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かんたん家庭菜園!プランターでトマト栽培[準備&植付け]

トマト 育て 方

トマトの栽培カレンダー トマト栽培に適した環境 直射日光が強く当たる場所、昼夜での温度差が激しい、乾燥した条件、日当たり、水はけが良く風通しの良い場所を好みます。 茎が太く節の間が程よく詰まっていて、花が大きく蕾があり、葉が濃い緑色でツヤのある元気な苗を選びましょう。 節間が長いものや、茎が細くがっちりしていないものは避けましょう。 小さいポットのまま開花を待つと、徒長(必要以上に茎などが間延びすること)してしまいます。 ・苗と種の選び方については、以下の記事で詳しく説明しています。 トマトに適した土づくり トマトの根は、深さが約1m、幅も2m程度に広がるので、深く耕して水はけをよくすることがポイントになります。 0-6. ・堆肥については、以下の記事で詳しく説明しています。 ・肥料ついては、以下の記事で詳しく説明しています。 支柱は合掌式か直立式、もしくはホームセンターなどでアーチ状の支柱が販売されています。 ・トマトは花のある側に実が着きますので、花房を外側に向けて植え付けましょう。 内側に向くと日当たりが悪くなり収穫低下の原因になります。 ・トマトは寝かせて植えることで、茎から根を生やして水や肥料を吸い込む力を高めて収穫を増やすことができます。 また、接木苗は寝かせて植えることができませんので、直立に植えます。 トマトの水やり 地植えのトマトは基本的にあまり水やりの必要はありません。 地面がカラカラに乾いている時、追肥する時などに様子を見ながら、できる限り制限して水やりを行いましょう。 麻紐、ビニール紐などを利用して、茎と支柱にを8の字に紐をかけて縛ります。 あまりきつくなりすぎないように注意します。 人が人工的に受粉作業をしなくても自然に風などの力で受精されますが、受粉確率を上げる為に、花を軽く揺らして受粉を助けます。 トマトは第一花房を受粉させて、栄養を果実に送り込むことが大切になります。 第一花房が着果しないと「つるぼけ(茎や葉ばかり伸びて花・実付きが悪化すること)」の原因になります。 また、確実な受粉のために、トマトトーン(ホルモン剤)を100倍にして、開花した花に散布するのも効果的です。 ・トマトの栄養状態について 健康なトマトの栄養状態は、茎が1cm程度、葉が軽く下側に向いています。 茎が太く葉が内側に巻いていたり、葉の間隔が詰まっていると窒素過多の状態(栄養が多すぎ)です。 また、茎が1cmに満たず、葉が上を向いて色も淡く、葉の間隔が空きすぎている場合は、栄養不足状態なので、追肥を行いましょう。 下葉かき・摘果 ある程度トマトが生育したら、第1果房から下の葉を取り除きます。 下葉を取り除くことで、株元の通気性が上がり、害虫や病気の予防につながります。 第1果房に着果したら、元気な実を4つ残して、他の果をハサミで切り取ります。 その他の果房は4〜5つ残して同様にハサミで切り取っていきます。 トマトの収穫 トマトがへたの付近まで赤く色づいたら収穫のタイミングです。 へたの際をハサミで切って収穫します。 地植えでの水やりはできるだけ控えめにして育てましょう。 ホルモン処理をして確実に結果させましょう。 日当たりをよくして病害を防ぎ、トマトに日光を当てて美味しいトマトを育てましょう。 ナス科の植物を避けて栽培しましょう。 特に収穫時の赤いトマトは狙われて収穫前に食べられてしまうことが多々ありますので、網を張るなどして守りましょう。 トマトのよくある病気と害虫対策 病気 ・ モザイク病(葉がモザイク模様になる) 対策:アブラムシの除去。 ・ 疫病(茎や葉に黒褐色の斑点ができる) 対策:発症後、殺菌剤を4〜5日おきに散布 ・ 対策:水はけのよい土に植える。 畝を高めにする。 ・ 対策:病害にあった株は早々に除去。 連作を避ける。 ・ 灰色かび病(葉や茎の切り口に灰色のカビ) 対策:発症後、殺菌剤を4〜5日おきに散布 害虫対策 ・ アブラムシ(新芽・新葉への群生により植物の汁を吸う。 病気の媒介) 対策:発見次第除去。 ・ オンシツコナジラミ(羽の生えた虫が群生して汁を吸う) 対策:苗購入時に発生していないか確認する。 ・ ハモグリバエ(葉の中に幼虫が入り食害) 対策:葉の上から潰す。 葉ごと処分。 ・病害虫の対策と予防ついては、以下の記事で詳しく説明しています。 トマトの連作における注意 トマトは連作障害が出ます。 同じ場所でのナス科の栽培は、4〜5年空けて行います。 まとめ 中玉・大玉トマトの栽培は、水分を与え過ぎず、第1花房を確実に受粉させること、わき芽かきを可能な限り行うことが非常に大きなポイントになります。 また、雨よけをきちんと行って、真っ赤で大きなトマトを収穫しましょう。

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