こつ ずい せい 白血病。 慢性骨髄性白血病 概要

慢性骨髄性白血病 概要

こつ ずい せい 白血病

治療効果の定義(表1)を用いて、表2の治療効果判定基準に従い、所定の時期の達成度により治療方針を決定する 1。 TKIに不耐容の場合には別のTKIに変更する。 分子遺伝学的完全寛解を達成した患者は将来イマチニブを中止できる可能性があるが、安全な中止基準はまだ定まっていない。 同種造血幹細胞移植の適応はT315I変異あり、初発時急性転化期、反応不良の移行期、TKI投与中の病期進行、2種類のTKIに抵抗性もしくは不耐容の慢性期の患者に限られる。 死因は全例、移植関連死であった。 移行期・急性転化期CML(診断時)の予後に関しては、小児では患者数が少ないため明確なデータはないが、2011年のJPLSG による全国調査では、移行期は11例中10例の生存、急性転化期は17例中12例の生存を認めた(未発表)。 文献 1 Baccarani M, et al. European LeukemiaNet recommendations for the management of chronic myeloid leukemia. Blood 122: 872-84, 2013. 2 谷澤昭彦、遠野千佳子、伊藤正樹、嶋晴子、渡辺輝浩、黒澤秀光、湯坐有希、堀田紀子、村松秀城、岡田雅彦、加藤剛二、齋藤明子、足立壮一、堀部敬三、嶋田博之、日本小児白血病リンパ腫研究グループ JPLSG CML委員会.小児慢性期CMLにおけるイマチニブによる治療成績 JPLSG CML11疫学調査報告.日本小児血液・がん学会学術集会・日本小児がん看護学会・公益財団法人がんの子どもを守る会公開シンポジウムプログラム総会号55回・11回・18回 Page232 2013. 11 3 Millot F, et al. Imatinib Is Effective in Children With Previously Untreated Chronic Myelogenous Leukemia in Early Chronic Phase: Results of the French National Phase IV Trial. J Clin Oncol 29:2827-32, 2011.

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慢性骨髄性白血病 基礎知識:[国立がん研究センター がん情報サービス 一般の方へ]

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正常な造血細胞が抑制されるために顆粒球の減少による感染症、赤血球の減少による貧血、血小板の減少による出血などの症状が起こります。 急性骨髄性白血病は細胞の系統、成熟度、細胞形態、染色体異常等により8種類に分けられます。 白血病細胞(ガン細胞)が内蔵に侵入すると肝障害、消化器系の症状、皮膚の発疹、中枢神経症状を発症します。 血液検査で各血球数や白血球の中身等を見て未熟な白血病細胞(ガン細胞)がないか調べます。 ついで骨髄検査で白血病細胞の増殖をみます。 特殊染色・骨髄染色体分析、細胞表面マーカー検査、遺伝子検査などを行い、急性骨髄性白血病の型をみます。 多剤併用化学療法は早期に2~3種類の抗癌剤を併用して体内の白血病細胞を殺してできるかぎり数を減らします。 維持療法は貧血に対する赤血球の輸血、感染症に対する抗生物質の投与、出血を防ぐための治療法で、化学療法と平行して行われます。 白血病細胞がみえなくなり造血機能が回復すれば寛解後療法になります。 これらの治療により3割ほどの患者さんが白血病細胞がみえなくなり治癒するといわれています。 再発がみられる場合は造血幹細胞移植や他の治療を行います。 急性骨髄性の中でも急性前骨髄球性白血病にはレイノチン酸というビタミンAの誘導体が特効薬になります。

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慢性骨髄性白血病〔まんせいこつずいせいはっけつびょう〕|家庭の医学|時事メディカル

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症状 急性骨髄性白血病では、細胞が異常に増殖し、正常な血液細胞が不足することでさまざまな症状が起きます。 自覚症状としては、いつもより風邪をひきやすい、少し動いただけで息切れする、全身がだるく疲れやすい、がする、鼻血などが出やすいなどがあります。 また、血液細胞は大きく3種類(白血球、赤血球、血小板)に分けられ、不足する血液細胞によって症状は異なります。 それぞれが不足した場合に起きる詳細な症状は以下の通りです。 白血球減少 白血球は、ウイルスや細菌といった外敵が体の中に入り込もうとすること(感染症)を防ぐはたらきがあります。 そのため、白血球が不足することで感染症にかかりやすくなります。 また、などが重症化することもあります。 赤血球減少 赤血球は体中に酸素を運ぶはたらきがあります。 心臓や脳は、赤血球が運んできた酸素を取り込んで動いています。 そのため、赤血球が不足するとが起き、心臓や脳がうまくはたらかなくなることがあります。 心臓がうまくはたらかないと息切れや足のむくみ、全身のだるさを感じ、脳がうまくはたらかないことで、めまいが起きます。 また、進行すると意識を失うことがあります。 血小板減少 血小板は止血するはたらきがあります。 これが不足することで、簡単に血が出やすくなったり、止まらなくなったりします。 また、頭の中や内臓など、目に見えないところに出血が起こると命にかかわることもあります。 治療 急性骨髄性白血病の治療は大きく2つの段階に分けられます。 寛解導入療法 最初は寛解導入療法を行います。 寛解とは、血液検査上、細胞がいなくなることを意味しています。 寛解導入療法では、抗がん剤などの薬物を用いて悪性細胞を退治します。 一部のタイプの急性骨髄性白血病(急性前骨髄球性白血病)では、ビタミンAの一種である飲み薬を併用します。 抗がん剤治療で寛解に到達しても体の中に目に見えない微細な白血病細胞が残っています。 そのため、再び白血病細胞が増えてくることを防ぐための治療が必要となります。 寛解後療法 目に見えないレベルで体の中に残っている白血病細胞を取り除くため、地固め療法と呼ばれる抗がん剤治療をします。 寛解後療法では、地固め療法を繰り返し行っていきます。 また、皮膚や骨、内臓に塊を作っている場合は、放射線で白血病細胞を取り除くことがあります。 そのほかに、療法があります。 造血幹細胞移植療法は、HLA(組織適合性抗原)という型が一致するドナーから提供された造血幹細胞を移植することで、血液の大本の細胞を入れ替える治療です。 寛解導入療法や地固め療法といった治療を行い、病気をよい状態にコントロールしたあとに行うことがあります。

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